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救急車を呼ぶ目安——迷ったときの5サインと#7119の使い方

監修:長友恭平(精神保健指定医/標榜:精神科・心療内科)
なぜ精神科・心療内科の医師が全科を監修しているの?

監修医の専門は精神科・心療内科ですが、当サイトは内科・整形外科・耳鼻咽喉科・眼科・皮膚科・小児科・泌尿器科など12診療科を扱います。専門外の領域は各学会の最新ガイドラインに準拠して作成し、判断に迷う記述は記事を保留・修正しています。くわしくは監修方針をご覧ください。

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「救急車を呼ぶほどじゃないかも…でも待っていて大丈夫か不安」——そんな迷いが生じたとき、何を基準に判断すればよいか整理します。

🚨 迷わず119番すべき「5つのサイン」

次のサインが一つでもある場合は、ためらわず119番通報してください。

サイン1:呼吸ができない・青くなっている

サイン2:意識がおかしい

サイン3:突然の激しい頭痛・顔や手足の麻痺

サイン4:胸の強い痛み・冷や汗

サイン5:大量出血・ショック状態

「#7119」を先に使うのが適切な場面

症状はあるが上の5サインに当てはまらない場合、都道府県の**救急安心センター事業(#7119)**への電話相談が一つの選択肢です。

こんな状況対応の目安
高熱があるが意識ははっきりし会話できる#7119に相談 or 翌日受診
腹痛があるが歩ける・我慢できる範囲#7119に相談
転んで打撲したが出血・変形はなく歩ける翌日整形外科
子どもが発熱しているが元気そう#8000(小児救急電話相談)
薬を飲み忘れた・飲みすぎが心配中毒110番(072-727-2499)へ

電話では看護師などの専門家が症状を聞いたうえで、救急受診・119番・翌日受診のいずれかを案内してくれます。

子どもの場合:#8000(小児救急電話相談)

小児の症状は「#8000」という専用窓口もあります。夜間に子どもの急な発熱・嘔吐・けがなどで受診を迷ったとき、小児科の看護師や医師が相談に応じます。

小児で迷わず119番すべき場面:

救急車を呼んだ後にすること

119番した後は、以下の情報を伝えられると迅速な対応につながります。

  1. 場所:住所や目印となる建物
  2. 症状:何がどのくらい前からどのように起きているか
  3. 患者情報:年齢・性別・既往歴(わかる範囲で)
  4. 飲んでいる薬:お薬手帳があれば準備
  5. 電話を切らない:通信員の指示に従ってください

救急車の「断り方」——呼んだけど状態が改善した場合

呼んだ後に症状が急に改善した場合でも、隊員に状況を正直に伝えれば問題ありません。「呼んだのに大丈夫だった」という経験を恐れて本当に必要なときに呼ぶのをためらうことの方がリスクになります。

よくある質問

Q. 「救急車を呼ぶほどじゃない気がする」と迷ったときどうすればいいですか?

A. 迷ったら#7119(救急安心センター)に電話するのが一つの方法です。看護師などの専門家が症状を聞いて判断を助けてくれます。「#7119がつながらない」「回線が混んでいる」「そんな余裕もない」という場合は119番を呼んでください。命が優先です。

Q. 救急車を呼んで「軽症」だったら費用がかかりますか?

A. 日本では救急車の出動・搬送は原則として無料です(地域によって例外があります)。費用を心配して呼ぶのをためらう必要はありません。ただし、軽症での利用が続くと本当に重症の方への対応が遅れるリスクがあるため、#7119での事前相談が推奨されています。

Q. 脳卒中のサインを教えてください。

A. 「FAST」という言葉が覚えやすい目安として知られています。Face(顔の片側が垂れる・ゆがむ)、Arms(片腕が上がらない・力が入らない)、Speech(言葉が出ない・ろれつが回らない)、Time(これらが突然始まった時刻を確認→すぐ119番)。一つでも当てはまれば迷わず119番が推奨されます。

Q. 心臓発作と不安発作の区別がつきません。

A. 不安発作(パニック発作)でも胸痛・動悸・息苦しさが起こることがあります。「初めての激しい胸痛」「冷や汗・左腕のしびれをともなう胸痛」「中年以降の男性や糖尿病・高血圧のある方」では心臓発作の可能性を念頭に置く必要があります。自己判断が難しいときは救急受診を選ぶことが安全策の一つです。

Q. 薬を間違えて飲んでしまったときは?

A. 中毒の疑いがある場合は「公益財団法人 日本中毒情報センター」(072-727-2499:大阪、029-852-9999:つくば)に電話してください。何をどのくらい飲んだかを伝えます。意識がない・呼吸が苦しいなど重篤な場合はすぐに119番を呼んでください。

まとめ

関連ページ

監修:長友恭平(精神保健指定医/標榜:精神科・心療内科) このページの内容は診療ガイドラインや標準的な医学教科書をもとにまとめた一般情報です。

参考にした主な情報源

この記事は、各学会の診療ガイドライン・厚生労働省の公開情報・Minds ガイドラインライブラリ・標準的な医学教科書をもとに、医師監修のうえ作成しています。