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気分の落ち込みが続くとき——受診の目安と科の選び方

監修:長友恭平(精神保健指定医/標榜:精神科・心療内科)
なぜ精神科・心療内科の医師が全科を監修しているの?

監修医の専門は精神科・心療内科ですが、当サイトは内科・整形外科・耳鼻咽喉科・眼科・皮膚科・小児科・泌尿器科など12診療科を扱います。専門外の領域は各学会の最新ガイドラインに準拠して作成し、判断に迷う記述は記事を保留・修正しています。くわしくは監修方針をご覧ください。

⚠️ このサイトは診断を行うものではありません。受診先を考えるための参考情報です。気分の落ち込みは、身体の病気や薬の影響、睡眠の問題でも起こることがあります。

「気分が落ち込む日が続いている」「何をしても楽しめない」——こうした状態が 2週間以上、ほぼ毎日続いているなら、医療機関に相談するタイミングかもしれません。

結論:まず考える受診先

気分の落ち込みが中心であれば、精神科または心療内科が幅広く対応します。身体の不調(だるさ・不眠・体重変化)が前面に出ているときや、まず身体の病気を除外したいときは内科の相談も選択肢になります。

すぐに相談してほしいサイン(レッドフラグ)

次のいずれかがある場合は、本ページの内容にかかわらず、できるだけ早く医療機関か相談窓口に連絡してください。

自分でできる初期の対処

これらで2週間以上変化がないとき、または日常生活に支障が出ているときは受診を検討してください。

受診を考える目安

以下が 2週間以上、ほぼ毎日 続く場合は受診のタイミングです(DSM-5に準拠した一般的な目安)。

精神科か心療内科か

実際にはかなり重なっており、迷ったら通いやすい方で問題ありません。目安としては次の通りです。

「軽症は心療内科、重症は精神科」という分け方は実態に合いません。

詳しい治療内容について

うつ病・不安症・不眠の具体的な治療情報は

うつ病の症状・治療法・薬の選び方や、休職の手順・診断書の取り方などは、同じ長友医師監修の精神科医ながともの処方箋ブログ(drnagatomo2026.com)で詳しく扱っています。受診前の予習にご利用ください。

受診前メモ(持参すると診察がスムーズ)

よくある質問

Q. 気分の落ち込みは何日くらい続いたら受診の目安ですか?

A. 気分の落ち込みや興味の低下が2週間以上ほぼ毎日続き、仕事や家事、睡眠などの日常生活に支障が出ている場合が一つの目安です(DSM-5に準拠した一般的な考え方)。期間が短くても、つらさが強い・死にたい気持ちがあるといった場合は、期間を待たずに相談してください。

Q. うつの相談を内科でしてもいいですか?

A. かまいません。とくに、だるさ・不眠・体重変化など体の不調が前面に出ているときや、甲状腺機能の低下など身体の病気が背景にないかをまず確認したいときは、内科での相談が出発点になります。精神科的な対応が必要と判断されれば、精神科・心療内科を紹介してもらえます。

Q. 受診すると必ず薬を飲むことになりますか?

A. 必ずしもそうではありません。状態やご本人の希望をふまえて、生活や環境の調整、休養、相談を中心に進めることもあります。治療の進め方は診察のなかで相談して決めていくものなので、「受診=すぐ薬」と身構える必要はありません。

Q. 職場に知られずに受診できますか?

A. 一般的な外来受診であれば、職場に自動的に伝わることはありません。保険証を使って受診しても、職場が傷病名や受診先を知ることは通常ありません。休職や傷病手当金の申請には診断書が必要になりますが、その際も医師と相談しながら段階的に進めることができます。「どこまで職場に伝える必要があるか」は受診先の医師に相談してください。

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監修:長友恭平(精神保健指定医/標榜:精神科・心療内科)

参考にした主な情報源

この記事は、各学会の診療ガイドライン・厚生労働省の公開情報・Minds ガイドラインライブラリ・標準的な医学教科書をもとに、医師監修のうえ作成しています。

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