救急受診の目安(レッドフラグ)
監修: 長友恭平(精神保健指定医/標榜:精神科・心療内科)
以下の症状は、できるだけ早く医療機関で診察を受けたほうがよいサインです。 ためらって受診が遅れると、後遺症が残ったり命に関わったりすることがあります。 症状の重さに自信がないときも、迷ったら救急相談(#7119)や かかりつけ医に相談してください。
🚨 すぐに 119 番(救急車)を呼ぶことを検討
- 急に意識がない・呼びかけても反応しない
- 呼吸が止まっている・息が苦しくて話せない
- 大量の出血が止まらない
- 突然のろれつ困難・片側の手足が動かない・顔のゆがみ(脳卒中の疑い)
- 突然の激しい頭痛(雷に打たれたような頭痛・くも膜下出血の疑い)
- 20分以上続く強い胸の痛み・冷や汗・嘔気を伴う胸痛(心筋梗塞の疑い)
- けいれんが5分以上止まらない/繰り返す
- 顔・のどの腫れ+呼吸困難(アナフィラキシーの疑い)
- 大量の吐血・タール便・下血
- 高所からの転落・交通外傷後の意識変化
🟠 当日中の救急外来・受診を検討
- 急に片目が見えなくなった/視野が欠けた(網膜剥離・脳血管疾患の疑い)
- 片耳が突然聞こえなくなった(突発性難聴は 48 時間以内の耳鼻科受診が推奨)
- 激しい腹痛で前かがみになっても和らがない/嘔吐を繰り返す
- 38℃以上の発熱+強い頭痛・首が前に曲がらない(髄膜炎の疑い)
- 排尿できない/血尿+強い腰背部の痛みと発熱
- 妊娠中の出血・強い腹痛
- 3 か月未満の乳児で 38℃以上の発熱
- 子どもがぐったりして反応が弱い/繰り返し嘔吐する
- 自殺したい気持ちが強く、行動に移しそうな状態
🟡 「翌日でも」ではなく、なるべく早く医療機関に相談
- 3 週間以上続く咳・血の混じった痰
- 意図しない体重減少(半年で 5% 以上)
- 1 か月以上続く倦怠感に発熱・盗汗を伴う
- 排便習慣が急に変わって 2 週間以上続く/血便
- 新しくできたしこり(乳房・首・腋窩・鼠径)
- 長引く不正性器出血(特に閉経後)
- 2 週間以上続く強い気分の落ち込み・眠れない・食欲がない
救急相談の窓口
- 119 番 — 命に関わる症状や、急いで搬送が必要なとき
- #7119(救急安心センター事業) — 救急車を呼ぶか迷うとき。地域によって対応時間が異なります
- #8000(小児救急電話相談) — 子どもの夜間・休日の症状で迷うとき
- かかりつけ医 — 持病のある方は、まずかかりつけにも連絡すると円滑です
このページの考え方
当サイトは診察・検査を行わないため、個別の重症度を判定できません。 ここに挙げた症状は、診療ガイドラインや救急医学の標準教科書で 「見逃すと重大な結果につながりうる」とされているサインの一部です。
当てはまる症状がない場合でも、症状が続く・悪化する・いつもと違うと感じたら、 遠慮せず医療機関に相談してください。
詳しい免責内容は 免責事項ページ をご覧ください。